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【ゲーム感想】スーパーマリオブラザーズ ワンダー

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スーパーマリオブラザーズ』シリーズ、いわゆる『2Dマリオ』の最新作。
今作は、マリオが触れるとコースに不思議な変化が起こる「ワンダーフラワー」を軸にステージが設計されている。

ゲームの進め方は従来の2Dマリオと同じくステージ式。
ただ、各コースで入手できる「ワンダーシード」を一定数集めることで先に進めるという部分が多く存在しており、必ずしも全てのステージをクリアする必要がないようになっている。

パワーアップアイテムとしては「ゾウマリオ」「アワマリオ」「ドリルマリオ」が新たに登場。
また「バッジ」というシステムがあり、1つだけ選んで装備することで、敵を倒したときにコインがもらえたり、しゃがんで溜めることで高くジャンプ出来たりと、マリオの能力をカスタマイズすることができる。

今作ではマリオ以外のキャラクターも使用することができ、ピーチやデイジーキノピコも使用可能。ダメージを受けないヨッシートッテンもおり、アクションが苦手な人でも遊びやすいようになっている。

おすそわけプレイやオンラインにも対応。
オンラインでは他のプレイヤーが薄く表示され、お互いに干渉はしないものの一緒にプレイしているかのような感覚を味わえる。

プレイ時間

20時間ほど。達成の印6つの完全クリアまで。

良かった点

コースギミックの豊富さ

各コースで毎回新しい敵やギミックが使用されており、終盤になっても飽きずにプレイすることができた。
ワンダーフラワーのギミックにしても、どのコースも演出の作り込みが素晴らしく、文字通り驚きを体験させる工夫が各所にちりばめらているように感じた。

全てが一本道ではない

自由に歩けるマップにステージが点在していたり、分かれ道や十字路があったりと一本道感を感じる場面が少なかった。
また、隠しゴールがあるステージも存在しそれが見えない分岐ルートになっていたりと、隠された要素を探すのも面白かった。

気になった点

マップ探索の楽しさはワールド1がピーク

隠しゴールによる分岐、新たなルートの解放、十字路など、ワールド1のマップ上の遊びが素晴らしかったのだが、ワールド2以降はこれを超えてくるマップがなく尻すぼみに感じた。

総評

ワールドマップの構成でいうと少し尻すぼみ感はあったが、分かりやすくも飽和しているゲームルールの中「ワンダー」をテーマにすることによって、うまく新鮮さと驚きを体験させることができているように感じた。
初めてゲームをプレイする人、マリオをしばらくやってない人もおすすめできる作品。
【個人的評価】90