lime雑記

ゲーム開発、その他雑記。

【ドラマ感想】アトムの童

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一度ゲーム開発をやめた天才ゲームクリエイターが再びゲームに情熱を注ぐ話。

あらすじ

2人の仲間とインディーゲームを作っていた安積那由他は、作っていたゲームの権利をSAGASに奪われる形になり、一度はゲーム開発から離れてしまう。その後は自動車整備工場で働いていたが、昔からの大ファンであった玩具メーカー「アトム玩具」の新社長、富永海に依頼され再びゲーム開発を行うことを決意する。
ここから「アトム玩具」と安積那由他による下剋上が始まる。

感想

全体の脚本としては前半と後半で展開が分かれており、ずっとアトム玩具vsSAGASの構図を描いていくのかと思いきや後半はそうでもない展開になっていくため、このドラマ全体の主題が見えにくい流れになっているとは思った。
ただ良くも悪くも予想外の展開が多かったのでそのあたりは飽きずに見ることができてよかった。

キャラクターとしては各々キャラが立っており、悪い奴は分かりやすく悪い奴で見やすかったが、結構クセが強めなキャラクターが多いため基本的に感情移入はしにくいドラマかもしれない。

総評

同じゲーム開発者として、ゲームを題材にしたこともそうだし、「ゲームって素晴らしいよね」という方向で締めてくれたことがなによりよかった。
同じゲーム開発者もゲームにあまり興味がない人も一度見てみてほしい作品。

【個人的評価】88

余談(ネタばれあり)

最後の展開でSAGASに協力することで、興津と和解し、アトムロイドを取り返し、隼人とも一緒にゲームを作り続けることができたが、ゲーム風にエンディング分岐を作れそうだった。

・海ルート
→アトムに残りゲームを作り続ける
・隼人ルート
→共にシアトルに渡りゲームを作る
・興津ルート
→SAGASに協力しゲームを作り続ける

各ルートでは他2人とは疎遠になる感じで…。
トライアングルストラテジーでもこんなエンディング分岐ありましたね。
以上、余談でした。