弱キャラ友崎くん 2nd STAGE
見た目も中身も陰キャだった主人公が、クラス1のリア充である日南葵から様々な課題を出されながら、『人生というゲーム』を攻略するべく人間として成長していく学園アニメの第2期。
前半はいじめ、嫌がらせをテーマとして、学校でのリアルな人間関係が描かれていて、アニメとしては新鮮だった。
後半は文化祭編で、ある人物と付き合うまでが描かれるが、その人物を選んだことに全く感情移入できず見るのが苦痛だった。
文化祭の劇やその脚本の件の描写も冗長で、何を見せられているんだ感がすごかった。
主人公の成長が感じられ、人生というゲームを攻略していく様は面白いが、文化祭編の脚本の件の退屈さと結末が残念だったアニメ。
【個人的評価】83
ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season
様々な試験が行われる学校で、秀でた能力を持つ主人公が、その能力を隠しつつ最高クラスであるAクラスを目指すアニメの第3期。
今期では1年生の終わりまでが描かれた。
特別試験である「クラス内投票」が面白く、主人公が様々な人を裏で動かし、最良の結果に導いていく様が痛快だった。
坂柳有栖、軽井沢恵との関係が少しずつ変わったり、堀北鈴音の成長が見られたり、龍園翔が復活したりと、様々なキャラクターやその関係にも変化が見られたのも印象的だった。
次への伏線も張っていたので、2年生編もぜひアニメ化してほしい作品。
【個人的評価】87
佐々木とピーちゃん
異世界の賢者の魂を宿した文鳥を飼ってしまった普通の会社員が、その異世界と行き来して問題を解決したり、現代では異能力者と出くわし様々な騒動に巻き込まれる異世界×異能力アニメ。
要素が多すぎて何を描きたいのかが分からない印象。
営業職ならではの交渉術で異世界の問題を解決していく様はよかったが、いつでも帰れる上に魔法も使えてやりたい放題なので、危機感が薄いのが微妙なところ。
現代での異能力者の設定も謎で、異世界での話とほぼ交わりがないため必要性を感じなかった。
全ての設定がかみ合っておらず渋滞している残念なアニメ。
【個人的評価】80