学びを結果に変えるアウトプット大全
アウトプットの大切さと、アウトプットの種類・方法について書かれた本。
アウトプットの方法について具体的な例が多く書かれており、自分でも実践できそうかどうかを考えながら読むことができる。
今まではアウトプットについて考えたことがなかったが、アウトプットして初めて定着するということや、人に話すだけでもアウトプットになるということなど自分でもできそうなことがあることに気付くことができた。
アウトプットがあまりできていない人におすすめしたい一冊。
7つの習慣
豊かな人生を送るための7つの習慣について書かれた本。
紹介されている7つの習慣は抽象的で、一言聞いただけでは理解するのに時間がかかるが、読んでいくと新たな気づきがいくつもあり、確かにこれを習慣にできれば人生の成功に近づくだろうという確信が持てた。
全ての習慣を身につけるのは簡単ではないが、何回も読み直して少しずつでも実践していきたい。
少し小難しく理解に時間がかかる本ではあるが、全ての人にとって読む価値がある一冊。
嫌われる勇気
「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という問いに答えるアドラー心理学について、哲人と青年の対話という物語方式で解説する本。
「トラウマ」の存在を否定したり、「他者貢献」によって人は幸せになれるという話はとても新鮮で、自分の中で考え方が変わるきっかけになった。
対話形式なのでかなり読みやすく、多少小難しい内容もすんなり入ってくるのもよい。
全ての人に何らかの気づきがあるであろう一冊。
幸せになる勇気
『嫌われる勇気』の続編。
前作の延長線上の話で、こちらも哲人と青年の対話形式で書かれている。
内容としては、前作の復習だったり前作の内容を発展させたものになっている。
こちらも読みやすく、様々な気づきがあるのは前作同様。
前作で何かしら得たものがあった人は読んでおいて損はない一冊。
書く技術・伝える技術
ビジネス文書において、より相手に伝わる文章の作り方について書かれている本。
より伝わる文章をいかにして書くかというのは習ったこともなかったので、こうして体系的に文章の作り方を学ぶのは新鮮だった。
ビジネス文書に特化しているため、全ての場面において全てのテクニックが適用できるとは限らないが、文章を書く場面であれば何かしら応用できる部分もあると感じた。
特に仕事で文章を書くことがある人におすすめできる一冊。
ノンデザイナーズ・デザインブック
デザインの基礎を学んだことがない人向けにデザインの基礎を解説する本。
原著が日本語ではなく、文章も多めのため少し読みづらいところはあるが、デザインの基礎が網羅的に解説されている。
1回読んだだけではなかなか身につかないので何度も読み返して復習する必要がありそう。
パワーポイント・デザインブック
デザインの考え方を、レイアウト、文字、色、グラフィックなどの役割を交えて解説する本。また、実践としてパワーポイントを使用していて、パワーポイントの使い方についてもある程度のページが割かれている。
デザインにおいて重要な要素である、レイアウト、文字、色がそれぞれ解説されていて分かりやすかった。
日本人によって書かれていて、文章もそこまで多くないため読みやすい。
実践部分がパワーポイント前提のため、パワーポイントを使わない人や持っていない人はその部分が少し無駄に感じるが、理論の部分だけでも十分に価値のある一冊。
なるほどデザイン
デザインのコツについて、見て楽しみながら学ぶことができる本。
文章がかなり少なく、ビジュアルでの解説がほとんどなのでかなり読みやすい。
一方でデザインについて体系的に解説されている訳ではないので、デザイン初心者が読むと抽象的な感想が出るだけになってしまいがちな気がした。
ある程度デザインが分かっていて、実際のよりよいデザインを見ながらさらに見識を深めたい人向け。