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【ゲーム感想】Factorio

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不時着した星から脱出すべく、限られた資源から工場を作るゲーム。

主人公は未知の星に不時着し、最終的にはロケットを作り脱出することを目指す。
最初は近場にある木や岩、銅や鉄などを自分で堀り、加工してモノを作っていくが、ロケットを目指すためには大量の資源と高度な技術が必要になるため、これらの作業をライン化し、工場を作っていくことになる。

このゲームの醍醐味はこの工場を作って自動化を進めることにあり、モノを運ぶベルトコンベア、モノを掴むインサータなどを駆使していかに効率よく自動化できるかを楽しめるのが特徴。

また、未知の星には攻撃的な原生生物が棲みついており、工場を作ることによって環境が汚染されると原生生物の攻撃を受けるため、どのようにその原生生物から工場を守るかということも考える必要がある。

プレイ時間

24時間ほど。ロケット打ち上げまでは恐らく半分ほどの道のり。
MODなどは使用せず。

良かった点

自動化の面白さ

鉱床からの採掘、鉱石の炉での精錬だけでも、自動掘削機で掘ったものをインサータでベルトコンベアで運びインサータで炉に入れてできたものをまたインサータでベルトコンベアで運び…と自分の手がかからなくていいようにしていくのが面白い。
組み立て機が使えるようになってからは、様々なものが自動で作れるようになりさらに自動化の幅が広がるし、列車が使えるようになると遠くの資源を持ってこれたりと、常にあれもしたいこれもしたいという気持ちが湧いてくるようになっている。

徐々にできることが増えていく

技術パックというものを作り研究施設に投入することによって、徐々に作れるものが増えていく仕組みになっている。
この仕組みによって、技術パックによって技術開発を進めるのが主な目的になり、なおかつ徐々にできることが増えていくので、ユーザーのやりたいことが尽きず、かつ頭がパンクしないギリギリのバランスになっているように思う。

原生生物の存在

原生生物は工場の規模が拡大すればするほど、襲ってくる数や強さが増していく仕組みになっている。
これが実質のリミットになっていて、技術開発が先か原生生物にやられるのが先かというせめぎ合いを生んでいて、絶妙なバランスになっていた。

気になった点

最適解がある

結局は効率を極めるゲームでそれが正義なので、上手い人のプレイを見てしまうと萎えてしまうところがある。人によって攻略法が違うという部分も少なく、最適解が1つに定まってしまっているところがあるとは感じた。

原生生物の見た目

見た目がほぼでかい虫なので、苦手な人は注意してほしい。

総評

とにかく効率化が好きという人にはとてもおすすめできるゲーム。
こういうゲームをやったことがない人でも、かなり有名で評価の高い作品ではあるため一度やってみてもいいかもしれない。

【個人的評価】90