【アニメ感想】2023年夏アニメ感想④

大人気ダークファンタジージャンプアニメの第2期。
五条悟・夏油傑の学生時代を描く『懐玉・玉折』と、渋谷で巻き起こる激闘『渋谷事変』を描く。

『懐玉・玉折』では、五条と夏油の過去が明らかになり、現代でも登場するキャラクターの解像度が上がってよかった。

『渋谷事変』は、ハラハラする演出、迫力のあるバトル描写、衝撃的で引きのあるストーリー展開、どれをとっても最高で、これまで見たバトル系アニメの中で屈指の面白さだった。

続編も決まっており、今後の展開も楽しみな作品。
【個人的評価】96

幕末に最強と恐れられた維新志士が、不殺の剣客として明治初期を生きていく姿を描いたアニメ。
1996年に一度アニメ化された作品で、27年ぶりのアニメ化になる。

昔流行ったアニメの再アニメ化といえば、内容が少し時代錯誤に感じることもあるが、この作品はそんなこともなく素直に楽しめた。

主人公である緋村剣心が人格者であるし、周りの仲間もそんな剣心を慕って集まっていて、嫌なキャラクターが少ない。
一方で敵キャラクターは剣心に様々な理由で執着がある者が多く、そんな奴らの起こす問題を不殺で解決していくのが爽快。

キャラクターのクセが少なく、現代においても十分に楽しめる作品。
【個人的評価】86

日本中の人間がゾンビになった世界で本当にやりたいことを実現していく青年の話。

前向きなキャラクターが多く、パンデミックな状況の割には明るい雰囲気だが、その分感情移入しづらい場面もあった。
また、主要キャラクターが揃うのが遅く、キャラクターの深掘りもあまりできていなかった印象。

続編があれば面白くなってくる可能性のある作品。
【個人的評価】83

lime雑記